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学力向上進学重点校エントリー校



○ 長い2学期でしたから、いろいろな行事が思い出されます。

○ 本校の文化祭「槐祭」は、土曜日の午前中、少し雨が残る天候で、中庭の模擬店などが心配されましたが、皆さんのパワーで雨雲も吹っ飛び、二日間、大変賑わいのある文化祭となりました。
 今年の文化祭では、早い時点から中庭も活用すると聞いていたので、それに合わせるように池の補修改修も行い、同時に川村先生のご指導もあり、生徒会本部役員の皆さんが、暑い中、一生懸命に中庭全体の草取りや花植えなどをして、憩いの場に相応しい中庭作りに貢献してくれました。
 さらには同窓会から長椅子を数脚寄付していただき、昼休みの活用が広がるように整備しましたので、丁寧に利用してください。

○ 2年生の沖縄修学旅行は、台風21号とのつばぜり合いがあり、羽田空港を離陸できるのか?あるいは、飛び立っても那覇空港へ着陸できるのか?非常に大型の台風ということで、各地に大きな爪あとを残したぐらいでしたから、修学旅行が予定通り実施できるのか心配されました。
 2年生の強運とでも言うのでしょうか?台風の進路を見事に避けながら若干の時間の遅れ等はありましたが、無事に3泊4日の修学旅行が計画通り実施できました。
 出掛ける直前まで、学年代表の神保先生とは「中止になったら、代わりの旅行はどうしましょうか?」といった悩ましい相談も、結果的には杞憂となりました。

○ 2年生が修学旅行に出かけていた間、10月25日(水)に第9回目の「IBM知的探訪」が開催され、IBMからは10名の社員が来校されました。
 パネルディスカッションでは、IBMの方が1年生に様々なメッセージを送ってくれました。今年は、留学関係のお話が多かったですね。留学をきっかけに、自分が成長した、あるいは変化が始まったというメッセージを生徒の皆さんへ投げかけてくれました。
 生徒の皆さんも様々なテーマで発表を行い、質問にも的確に応えていました。
 私にとっては3回目の知的探訪ですが、正直、今年の1年生の発表は、これまでで一番完成度が高いと感じました。十分に準備された素晴らしい発表、そして発表態度が印象的でした。
 これからも、様々な教科学習の場面、あるいは、学校行事、さらには上級学校でのプレゼンなど、人前で発表するor説明する場面があると思われます。相手に分かりやすく伝えるにはどうしたら良いか、まずは自分の頭の中をしっかり整理して、Q&Aを想定するなど、工夫してください。

○ 話は変わりますが、少し堅い話です。10月下旬に文部科学省が発表した「2016年度の児童・生徒の問題行動・不登校調査」でいじめの認知件数が過去最多の32万件に急増したことが明らかになりました。
 皆さんもTVや新聞等で見聞きしていると思いますが、重大な事態となれば、被害者が自殺に追い込まれるような悲惨な事件となることもあります。
 本校でも、定期的にアンケート調査を行い、実態把握そして必要な場合には早期改善へと学校をあげて努力していますが、皆さん一人ひとりが加害者にも被害者にもなってはいけないということです。
 いじめは、もともと教員の目に触れにくいような状況・場面で行われるので、発見しにくいという性質がありますが、最近はSNSの発達により、以前にも増して、保護者も教員も把握しにくい、それゆえに重大な深刻問題に発展するという傾向があります。
 生徒の皆さん、LINEやTwitterでのやり取りは、確かに便利な一面があります。上手に使えば、記録に残ることから日程調整などにも役立ちますし、短文でやりとりできるのは効率的でもあります。

 しかしながら、コミュニケーションとは、本来はface to face を基本とすべきで、相手の表情やしぐさ、時には口調などから、自分の目の前にいる人がどのような状態なのか?例えば、喜んでいるのか?困っているのか?何か不安があるのか?など、相手の今現在の状況を推測しながら、お互いの意思疎通を図ることが人と人が付き合っていく原理原則だと私は思います。
 画面上でのやり取りで、相手の体調や心持が正確に把握できるのでしょうか。勝手な推測や、勘違いが発生しやすいのがSNSです。使うな、と言っているのではありません。賢く上手に使って欲しいと注意しているのです。
 くどいようですが、画面でやり取りするからこそ、「丁寧な言葉づかい」が必要です。主語もはっきりさせましょう。些細な勘違いから大きなトラブルへと発展する可能性があります。
 SNSは記録に残ります。インターネットの世界に出れば、一生消えることの無いデータとなることもあります。記録でなく、記憶に残るface to faceのコミュニケーションをもっともっと大切にしましょう。

○ もう一つ、校内巡回や先生方の授業観察をしていて、残念なことがあります。
 それは、部活動で一生懸命頑張って輝いている人が、授業中に居眠りをしている姿を見た時、とてもガッカリします。この生徒は、文武両道を目指していないのだろうか?と残念に感じます。
 ここに居る大多数の皆さんは大丈夫ですが、ほんのごく一部の人ですが、高校生としての優先順位が分からなくなっているようです。
 あえて厳しい言い方をすれば、勉強に支障があるようなら部活動を休むべきです。勉強にも部活動にも全力投球するのが「和高生」であると、私は信じています。
○ 最後は、受験間近の3年生へ。
 大学受験は、基本的には個人戦かもしれませんが、実はクラス全体の雰囲気あるいは学年全体の雰囲気が、一人ひとりの学びへのモティベーション、集中力・意欲の継続という点ではとても大切で、そういう意味では“団体戦”であるとも言えます。
 お互いの苦しい事情を察した上で、切磋琢磨しながら最後の最後まで、全力で、己を信じて、走りきってください。42.195kmのマラソンに例えれば、いよいよ胸突き八丁の30km、あるいは35kmを過ぎたあたりでしょうか。フラフラになりながらも、目標=ゴールを目指して、最後の力を振り絞るタイミングが間近に迫っています。
 クラスメイト、親友と、一緒にゴールまで皆で走りきりましょう。遅れている人も、ゴールで待ってくれている人がいると信じて、最後のテープを切ってくださいね。3年生の大健闘を祈ります。

以上