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学力向上進学重点校エントリー校



 今年の冬は例年に比べ本当に寒さが厳しく、記録的な積雪の報道が各地から送られてきました。
辛く厳しい寒さのへの反動でしょうか?春の訪れを告げる桜の開花は、逆に例年を上回る速さで、校庭の桜の古木は先週が満開となり、すでに葉桜となりつつありますが、暖かな日も増えつつあり、春の息吹に心和らぐ季節となりました。

 本日、ここに、保護者の皆様並びに、ご来賓の皆様のご臨席のもと、神奈川県立大和高等学校第56回入学式を、このように盛大にとり行うことができますことを、心より御礼申し上げます。
ただいま入学を許可いたしました、第56期生279名の皆さん、入学おめでとうございます。
 ご参列の保護者・ご家族の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。

 今年の高校入試も最終倍率が1.44倍とほぼ例年どおりで、その結果、約3人に1人が不合格となる狭き門をくぐり抜けて、今日この瞬間を迎えたわけであります。
 合格発表は、皆さんが寒くないようにと、昨年から体育館で行うように見直しました。封筒をそっと開け、うなずく人、小さくガッツポーズする人、一緒に受検した友人と抱き合う人、親子で微笑みあう姿など、喜びの表現方法・しぐさにも一人ひとりの個性・特徴がありました。

 さて、新入生の皆さん、この大和高校での高校生活にどんな「目標」を抱いているのでしょうか。
しっかり勉強して上級学校に備えるという人、好きな部活動で青春する人、今までチャレンジできなかった種目や団体に属して自分を高めてみようと考えている人、生徒会の執行部で先頭に立ちたい人、など様々な思いをもって、いまそこに座っているのだろうと推察します。

 是非、今この瞬間の新鮮で謙虚な気持ち、志を忘れないで、様々な事柄にチャレンジしてください。
 二兎を追う者は一兎をも得ず、という諺がありますが、皆さんは、二兎も三兎も得られる可能性を秘めています。その潜在能力を如何に引き出すか、その為にも、先ほど述べた「目標」を持たなければなりません。夢でなく「目標」をもって、それに向かって全力投球してください。

 今日から和高生になる皆さんに、3つのキーワードを紹介します。
○Headwork  ○Teamwork  ○Footwork という言葉です。

 一つ目のHeadworkは、頭を鍛える、すなわち、しっかり勉強しよう!ということです。
学ぶという活動は、本当に地味で時間がかかるもので、繰り返し・繰り返し努力しなければ身につきません。諺に、“継続は力なり”とありますが、粘り強く地道な努力を繰り返すことができる、そうした人は、やがて大きな目標を達成できる、自分の夢をかなえることができるという意味です。

 二つ目のキーワードは、Teamworkです。
本校の特色のひとつに部活動があります。運動部も文化部もとても熱心に活動しています。約9割の生徒が、何らかの部活動に若いエネルギーを注いでいます。
少子高齢化社会の到来と、よく言われますが、少子化のデメリット、マイナス面として、子供たちが集団の中で揉まれていない、言い換えれば、温室育ちになっていることから、コミュニケーション力が乏しく、ストレス耐性が弱くなっているように感じます。
 そういう意味でも、年齢の異なる集団での活動は、コミュニケーション力を高め、同時に社会性を伸ばすことに繋がると私は考えています。同級生という横のつながりだけでなく、先輩や後輩といった縦の関係をもち、より多くの信頼できる友を得ることは、高校生活を充実させるだけでなく、一生涯の友を得る大変貴重なチャンスとも言えるでしょう。

 そして最後、三つ目のキーワードは、Footworkという言葉です。Footworkは、スポーツの世界でよく使われますが、その際には“動きが良いor運動能力が高い”という意味で用いられますが、ここでは、それを少し別の視点から解釈して、動きが良いということは、“体が健康”であるという意味でとらえてください。
 どんなに勉強しても、たくさん友達を得たとしても、自分が健康でなければ、充実した人生は得られません。すべてにおいて優先されるものが健康であります。毎日の朝食も大切です。体をつくる、健康を維持することの基本は、食、たべることからです。

 この3つの言葉は、いろいろな場面で繰り返し使うと思いますので、皆さんの記憶に留めて欲しいと思います。

 最後になりますが、保護者・ご家族の皆様、繰り返しになりますが、本日は本当におめでとうございます。また、お忙しい中、入学式にご参列いただきありがとうございました。
本日、晴れて大和高校生になったお子さんを、我々教職員一同、精一杯育ててまいりますが、何より、ご家庭からの理解と支援が重要ですので、ご家庭と学校が車の両輪となって、お子様の育成に携わって参りたいと考えております。
 気になることなどがあればそのままにせず、必ずご連絡いただき、速やかに対応していくことで、3年後、ここにいる全員が次のステップへ旅立てるよう一緒に努力して参りたいと考えています。保護者の皆様の、絶大なるご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 279名の新入生、ともに頑張りましょう!

以上